石灯籠『光の道』
手彫りの細工が施された石灯籠は、夜の庭に柔らかな光の道筋を描きます。花崗岩の灯火窓から零れる灯りは、石の内側から空間を照らし出し、幻想的な夜景を演出します。伝統と現代性が融合した作品です。
石の造形美との対話
2026年のデザインコレクションは、石そのものの意志に耳を傾けることから始まりました。石灰岩、玄武岩、花崗岩——それぞれの素材が持つ固有の表情と重力を活かしながら、職人の手が彫刻的な形を引き出していきます。置かれた空間を静かに支配し、時の経過とともに深みを増す作品群を発表します。
石灰岩の一枚板から削り出された『沈黙』は、座ることを超えた彫刻として庭に佇みます。表面は手割りの粗い肌と磨き上げた滑らかな面が対比をなし、石の持つ二面性を体に感じさせます。
自然石の重さと存在感が、座る人を大地へと繋ぎ止めます。どこに置かれても周囲の景色を再編成し、空間に沈黙と静寂をもたらすベンチです。年月とともに苔や風雨の痕跡を纏い、さらに深みを増していきます。
玄武岩の持つ黒々とした重厚感は、炎の橙と鮮やかな対比をなします。『炎』は円形に積み上げられた割り肌仕上げの玄武岩で構成され、人が自然と集まる場の中心として機能します。
火を囲む文化は人類の根源的な記憶です。この作品は、現代の庭にその原初的な体験を呼び戻します。熱を蓄える石の性質が、火が消えた後も長く温もりを保ちます。夜の庭に光と影の劇的なコントラストを生み出す、空間の要となる作品です。
手彫りの細工が施された石灯籠は、夜の庭に柔らかな光の道筋を描きます。花崗岩の灯火窓から零れる灯りは、石の内側から空間を照らし出し、幻想的な夜景を演出します。伝統と現代性が融合した作品です。
石を刻んで作られた細い水路は、庭の中に永続的な流れを生み出します。水の動きと音が空間に時間の感覚を与え、日々の変化の中に不変の美しさを提示します。石と水の古典的な対話を現代的解釈で再構築した作品です。
一枚の石灰岩を縦に立てた立石は、時間を超えた存在感を空間にもたらします。表面に刻まれた手仕事の痕跡が、自然と人の手の協働を静かに語りかけます。庭の中心に据えることで、すべての視点がそこへと集約されます。